フルートのお手入れのやり方!タンポに水が溜まらない意識するポイント
フルートは日々のお手入れのやり方を覚えることも上達につながります。
何故ならフルートは他の楽器よりデリケートなので、お手入れをしっかりしておいかないと故障や狂いの原因になり練習もままならなくなるからです。
実際、フルートを長時間吹いた後に管を覗いてみると水滴がたくさんついているはずです。
片付けるときには、タンポに水滴がなるべく入らないように角度に気をつけながら軽く回して分解するといいでしょう。
トーンホールにはいろいろな角度にありますが、水がどのトーンホールにも入らないで流れる細い通り道があります。
これをいつも下に向けるように意識するだけでタンポに水が入って貯まることも減ってきます。
水が良く入ってしまう人の楽器の持ち方を注意して見ると、吹き終わった後にキーの向きを何気に下に向けてしまっていたり、楽器を裏側にコロンと回して置いてしまっていることがあります。
そうすると水がうまく流れず溜まりやすくなってしまいます。とはいえ、気をつけていても多少はタンポに水が溜まります。
付属の掃除棒の先端の穴にガーゼやクロスを差し込み、管の中を通すと拭き取れます。
頭管部は、先端までガーゼを巻き付けた掃除棒を、端まで押し込んで十分に拭き取りましょう。
タンポに水が入っていたら、クリーニングペーパーをキーに挟むようにしてそっと拭き取るようにしてください。(油取り紙でも代用可能)
また、楽器の表面の皮脂や汗は専用のクリーニングクロス等で拭き取っておくといいですね。
楽器が変色しても音には影響はありませんが、練習の終わりにキレイに掃除しておけば、愛着も増してより楽器とも仲良くなれることでしょう。