フルートの構え方は?優れた演奏家は真似上手

フルートにかぎらず、楽器の演奏は正しい構え方(姿勢)で行うことが大切です。

 

特に初心者は、最初に基本である構え方を身につけておく必要があります。

フルートの構え方

 

そうすることで、重心に偏よりなどがない見た目に美しい無理のない状態になり、楽に演奏できるようになるのはもちろん、良い音がでるようになるからです。

 

 

そんなフルートの構え方は左腕を前に、右腕を後ろにする左右非対称になります。

 

立ち方は、両足を肩幅くらいに開き、左足を半歩前に出し、右足を半歩後ろに引きます。

 

カラダは正面に対して斜め右方向(30〜45度)に向き、顔のみ正面に向けます。
フルートを構えると正面に対して平行になるようにするのが良い構え方です。

 

 

その際のつま先はハの字になり、膝は曲げずに腰も真っすぐにして立ちます。
正し、力をいれないようにしましょう。

 

長時間同じ姿勢を続けると苦しくなるので、前後左右のバランスは揺れ動くようにすると良いと思います。

 

そして立った場合の構え方を覚えたら、次は楽器をしっかり支えなければいけません。

 

 

フルートでは、右手の親指、左手の人差し指の付け根、下顎の3点で支えるようにします。

 

右手人差し指の真下、もしくは人差し指と中指の中間くらいに親指を持ってきてフルートを挟みます。
その時には、親指は曲げないようにしてくださいね。

 

立っても座っていても、顔だけは正面を向け、体を正面に対して30〜45度にし、座るときには、椅子の背もたれに寄りかからないようにして斜めに座わるか、椅子全体を斜めに向けます。

 

 

足は閉じすぎないように、自分によって一番楽な位置を探しましょう。

 

ちなみに、上達のために最も大切なのは良い師から学ぶことです。
性格や体格は人によって違いますし、楽器の演奏は繊細な作業だからです。

 

目に見えない音は文章や図、ユーチューブなどの無料動画のみでの独学では限界があります。

 

やはり優れた演奏家のほとんどは、真似をするのが上手なんだ。そう気づかされました。
これは観察力と再現能力が高いからに他なりません。

 

TOPへ

 

ページの先頭へ戻る